コレクション: 白酒器・工芸品
白酒器・工芸品
「白酒」は中国発祥の蒸留酒で、ウイスキーや焼酎、ウォッカなどと同じ製法で作られたお酒です。原料はトウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモやエンドウ、米やもち米などの穀物が主。無色透明でウイスキーなどと同じ蒸留酒などでアルコール度数は高く、同じ銘柄でも40度のものもあれば50度もあったりと、平均してみると白酒のアルコール度数は50度前後となっています。白酒の読み方は特に統一されているわけではなく、中国では「ぱいちゅう」「ばいちゅう」などとよばれているようです。国の宴会では紹興酒よりも白酒が振る舞われることが多く、乾杯といったらこの白酒が定番だと言われており、大変高価なものもあります。
今回、青窯会協同組合ではこの「白酒」に向けた酒杯を製作いたしました。きっかけは「白酒」を購入した際に付いてきたガラスの酒杯を見たことに遡ります。その酒杯は高価な白酒に対して味気なく、少し残念に感じました。ハレの日に使用する酒杯は京焼・清水焼がよく似合うと自信をもっておススメします。
盃は本来、酒を注ぎ、実際に唇にあてその感触を確かめながら酒を楽しむものですが、鑑賞のみにしていただいて、唇にあてた感触をご想像いただき、お楽しみいただけましたら幸いです。
しかしながら、物流上の理由と必要性により、これらのカップは15個単位での販売となっております。ご理解いただきありがとうございます。